おしゃまち歩き[小樽編]デートや女子旅におすすめのモデルコース
小樽は、歴史的な工芸品や美味しい食べ物が並ぶ人気の街。札幌市民であっても観光気分を味わえる魅力的な場所です。
今回は、小樽を代表する観光スポットである「小樽堺町通り」「小樽運河沿い」「小樽天狗山」の3つのエリアから、特におすすめしたいお店や観光スポットをご紹介します。
1.まずは小樽堺町通りを散策
小樽のグルメ&お買い物スポットである堺町通り。美味しいものを食べて、素敵な雑貨や工芸品を見学。お土産にぴったりの品もたくさんあります。
THE WOLF/ザ・ウルフ
ザ・ウルフは、帽子やショールなどの防寒具や、レザー小物、獣の爪や牙、天然石のアクセサリー、エゾシカの角を使った工芸品など、天然素材にこだわって作られたアイテムが揃うショップ。
世界的に有名な毛皮ブランド「SAGAファー」をはじめとした、ブランドファーの製品に触れることができます。
北海道らしいお土産が揃っています
有効な資源と、生き物の命。それらをいただき生み出した作品は、先人たちが北海道の厳しい冬を生き抜くために考えた、北海道らしいアイテムばかり。
生き物と共存した小樽独自の製品を取り扱っているザ・ウルフは、大切な方へのお土産だけではなく、自分へのお土産探しにもおすすめのお店です。
9:00~17:00
定休日
不定休
住所
〒047-0027 北海道小樽市堺町4-1
電話番号
0134–24-3177
かんざし屋|大正硝子館
かんざし屋は、小樽大正硝子の姉妹店。玉かんざしをはじめ、ステンドグラスやスワロフスキーを用いたものなど、思わず見惚れてしまう程美しい”かんざし”の数々。
ピアスやブレスレットなどのアクセサリーのほか、テキスタイル雑貨や、着物、和装小物なども取り扱っています。
タイムスリップしたかのようなレトロな店内
お店の外観だけではなく、大正時代のようなレトロな雰囲気の店内も見どころのひとつ。入り口横には、モダンな着物を着せたマネキンや黒電話などをコーディネートしたフォトスペースもあります。
お買い物のあとは写真撮影楽しんで、素敵な思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
10:00〜19:00
定休日
なし
住所
〒047-0027 小樽市堺町 4-8
電話番号
0134-24-0345
ヤン衆北の漁場
海鮮丼や刺身、焼き物など、新鮮な海産物を使ったメニューはじめ、ラム肉の串焼きや、ステーキ、ラーメンなど北海道らしいメニューが揃うお食事処。
単品メニューも充実しているので、色々なメニューを食べ比べできます。カニやホタテなどの北海道の特産品を、ぜひご賞味ください。
昔ながらの屋台風の雰囲気も楽しい
店内には提灯がぶら下がっており、まるで昔ながらの屋台のよう。レトロな街、小樽の雰囲気を盛り上げてくれます。
ヤン衆北の漁場は、心ゆくまで北海道の恵みを味わえる名店。大人の方は、少しお酒も嗜みながらお食事できるのも嬉しいですね。
10:00〜17:00
定休日
なし
住所
〒047-0027 小樽市堺町53番地1号
電話番号
0134-31-3040
小樽|杉養蜂園
杉養蜂園は、今から70年以上前に九州の熊本で誕生した養蜂園。「HACCP(国際的な食品の衛生管理手法)」を取り入れ、品質管理にこだわっているそうです。
商品ラインナップは、食品や自然派化粧品などさまざま。日本全国のほか、香港や台湾など海外にも店舗があります。
果汁入りはちみつ(果汁蜜)をお土産に購入しました
お店に入ると、店員さんが「果汁入りはちみつ」を試飲させてくれました。味は全部で9種類。ほとんどの味を飲み比べましたが「ゆず蜜」が一番好きな味でした!
甘くもなく酸っぱくもなく、さっぱりしていて優しい甘みを感じます。「ゆず蜜」は、一番人気の味なんだそう。お水で割るだけでもかなり美味しいです。自宅で炭酸や焼酎で割りましたが、最高でした。
3月~6月・9月~11月|09:00~17:45
7月~8月|09:00~18:15
12月~2月|09:30~17:30
※季節により営業時間に変更あり
※月末日は棚卸のため、通常より30分早く閉店
定休日
不定休
住所
〒047-0027 北海道 小樽市 堺町4-9
電話番号
0134-31-5318
小樽|蒟蒻しゃぼん
蒟蒻しゃぼんとは、植物由来成分100%の「蒟蒻石鹸」のこと。お店では、自然の恵みを活かした化粧品なども扱っています。
観光地をメインに全国に店舗があるので、ご当地土産としても人気。各地の特産品を取り入れた、ぷるんぷるんの蒟蒻しゃぼんを購入できます。
蒟蒻しゃぼんをお土産に購入
お店では、店員さんが蒟蒻しゃぼんを使って手を洗ってくれます。私は、「利尻昆布・金」がお気に入り。一緒にいたお友達がお土産にと購入してくれました。
柔らかくて気持ちがいい蒟蒻しゃぼんは、洗い上がりももっちり。ぜひ、店舗を訪れて蒟蒻しゃぼんの使い心地を体感してください。
蒟蒻しゃぼんの使い方をまとめた記事はこちら↓

3〜6月|9:00~17:45
7〜8月|9:00~18:15
12〜2月|9:30~17:30
定休日
年中無休
住所
〒047-0027 北海道小樽市堺町4-17
※JR函館本線「南小樽駅」より徒歩約12分
電話番号
0120-808-469
ほっこり家|大正硝子館
ほっこり家は、大正硝子館の姉妹店。ほっこりと和む動物モチーフの作品を中心に、バーナーワーク作家さんのガラス製品、陶器製品などを扱うお店です。
天井からぶら下がっている、男前なリスの置物に釘づけでした。
バーナーワーク体験もできます
バーナーワークとは、バーナーの炎によってガラスを熔融し、成形するガラスの成形技法の一種。ミニチュア作品や、マドラーなどの実用的な作品も製作できます。
事前予約が必要なので、体験を希望する方はお店へ電話してくださいね。
10:00~19:00
定休日
火曜日
住所
〒047-0027 小樽市堺町 4-15
電話番号
0134-32-5567
硝屋 -SHOYA- 小樽硝子アクセサリー工房
サンキャッチャーやアクセサリーなど小物系の雑貨を扱うお店です。北海道らしい雪の結晶がデザインされたネックレスやストラップは、お土産にぴったり。
陶器の雑貨や、ハンドメイドの素材なども販売しています。
硝屋朝里工房ではオリジナルアクセサリー製作もできます
朝里にある工房では、板ガラスに細かなパーツをのせていく「フュージング」や、ガラス棒をバーナーで熱し溶かしながら丸い形を作る「とんぼ玉」など技法を用いた、アクセサリーの製作体験もできます。
ネックレスやストラップなどのアクセサリーは、小樽の思い出をいっぱい詰め込んだ宝物になるはず。ドライブがてら朝里工房へ訪れるのもおすすめです。
9:30~18:30(季節により変動あり)
定休日
なし
住所
〒047-0027 小樽市堺町6番12号
電話番号
0134-33-7707
10:00~19:00(季節により変動あり)
定休日
なし
住所
〒047-0154 小樽市朝里川温泉2丁目686
電話番号
0134-54-1324
北一アウトレット
北海道開拓が本格化した明治の時代に、石油ランプを原点として発展してきた北一硝子。歴史と文化の街小樽と共に成長してきた老舗の硝子店で、小樽の硝子製品と言えば「北一硝子」と言われるほど有名です。
北一硝子の製品をお得に購入できる
北一硝子アウトレットでは、代々受け継がれた巧みな技術を用いた北一硝子の製品を、お得な価格で購入できます。
お得に購入できる理由は、生産終了や商品入れ替えのタイミングで店舗から引き上げた製品、復刻版として再登場した製品など、品質には問題のない商品が多数。その他、日常のご使用に差し支えない程度の訳あり品もあります。
8:45分~18:00
定休日
なし
住所
〒047-0027 北海道小樽市堺町7−20
電話番号
0134-33-3991
小樽堺町通りへのアクセス
JR南小樽駅から商店街(メルヘン交差点)まで徒歩8分
JR小樽駅から商店街(小樽運河ターミナル)まで徒歩11分
■車
札樽自動車道小樽ICから商店街(メルヘン交差点)まで車で4分
JR小樽駅から商店街(小樽運河ターミナル)まで車で6分(小樽堺町通り商店街を通る車両は北から南方向に一方通行)
※付近にコインパーキング多数あり
■バス
おたる散策バス(マリンコース・ろまんコース)
[商店街内のバス停]
・小樽運河ターミナル
・堺町
・北一硝子前
・メルヘン交差点
・北一硝子三号館前
・ヴェネツィア美術館
・かま栄本社前
・小樽運河
2.小樽運河沿いを散策
堺町通りを抜けて小樽運河方面へ進むと、また違う印象に。飲食店や雑貨店、酒屋さんなど素敵なお店がたくさんあります。
小樽|出抜小路
古くから、小樽市民は色内大通りより一本海側にある通りを「出抜小路(でぬきこうじ)」と呼んでいたんだそう。今でも、小樽、小樽近郊で採れた厳選素材を使った料理を振舞うお店が軒を連ねており、いつも賑わっています。
海鮮からB級グルメまで。20店舗が集まっています
澤崎水産の海鮮丼に、北とうがらしのジンギスカン。自慢の北海道グルメの他、新村の小樽あんかけ焼きそば、メロンの上にソフトクリームを乗せた「サンタのヒゲ」などなど。
北海道小樽ならではのグルメが味わえる、人気のスポットです。詳しくは各店舗のサイトをご覧ください。
各店舗により異なる※店舗のHPを確認
定休日
各店舗により異なる※店舗のHPを確認
住所
〒047-0031 北海道小樽市色内1丁目1番
電話番号
各店舗により異なる※店舗のHPを確認
小樽|かま栄(工場直売店)
かま栄は、明治38年創業の老舗かまぼこ店。板かまぼこや揚げかまぼこをはじめ、昆布巻きやサーモン巻きなどのアラカルト製品も豊富に取り扱っています。
運河通り沿いにある、かま栄(工場直売店)には、北海道限定のお菓子や雑貨なども販売されているので、さまざまなジャンルのお土産を購入することができます。
出来たてのパンロール&マヨロールが大人気
パンに揚げかまぼこ挟んだ「パンロール」や、揚げかまぼこの中にマヨネーズを挟んだ「マヨロール」が大人気。テイクアウトして出来立てを味わうのがおすすめです。
お土産用のかまぼこは、ショーケース前に並ぶ必要がありますが、テイクアウトのみのオーダーなら隣のカフェでもOK。並ばずに買うことができました。
9:00~19:00
定休日
1月1日
住所
〒047-0027 小樽市堺町3-7
電話番号
0134-25-5802
NATURAL HONEY/ナチュラルハニー
ナチュラルハニーは、北海道産100%の生はちみつや、日本産はちみつ、海外産の厳選したはちみつをセレクトしているお店。ガラスボトル、プラスチックボトルのほか、かわいいクマの形をしたはちみつもあります。
おすすめは、やはり北海道産の生はちみつ。オンラインショップではすぐに売り切れてしまうため、店舗で発見したらぜひ購入してみてくださいね。
エディブルフラワーと蜂蜜いっぱいの花蜜ソフト
私がいただいたのは、夏季限定&数量限定の花蜜ソフト。ベコニアやビオラなどのエディブルフラワーを散りばめた、華やかなソフトクリームに、オーガニック蜂蜜をたっぷりかけた絶品スイーツ。
店内にフォトブースもあるので、SNS映えする写真を撮影できますよ。
NATURAL HONEY/ナチュラルハニーの詳細はこちら↓

11:00〜16:00(繁忙期は11:00〜17:00)
定休日
不定休
住所
〒047-0031 北海道小樽市色内1丁目2番16(17号線沿い)
電話番号
0134-24-0205
3.最後は、小樽天狗山へ
小樽天狗山の山頂には、シマリスと触れ合える施設や、シマリスグッズが購入できる売店、天狗の歴史が学べる資料館があるのをご存知でしょうか?
山頂へは、天狗山ロープウェイで登る方法と、車で向かう方法があるので、状況に合わせて選んでくださいね。
小樽天狗山|シマリス公園
天狗山の頂上には、夏季限定でオープンする「シマリス公園」という施設があります。バックネット内で放し飼いされているシマリスにヒマワリの種をあげると、手のひらまで来てくれます。
コツは、手のひらにヒマワリの種を置き、地面スレスレの位置でひたすら待つこと。シマリスが来てくれた時は、とても感動しますよ。
シマリスに会えるのは夏季だけ
2019年の営業は、9月30日で終了しました。春が来るまでしばしお別れです。来年の営業日がわかったら、随時更新しますね。
シマリス公園の詳細やリスと触れ合う様子はこちらをご覧ください↓

小樽天狗山売店|天狗の館
天狗山「山頂レストハウス」という建物内には、かわいいシマリスグッズや、小樽のお菓子などが並ぶ売店があります。ソフトクリームやドリンクなどを販売するカフェもあるので、休憩することもできますよ。
天狗の館は圧巻でした
天狗の館には、天狗山神社に祀られている猿田彦神の人形や、天狗のお面などが所狭しと展示されており、大迫力の空間が広がっていました。貴重な展示の数々は、無料で見学できます。
屋外施設には、天狗山神社や、鼻を触ると願いが叶うとされている「鼻なで天狗さん」も。天狗山は、見所が満載のスポットです。
天狗山売店&天狗の館についてもっと知りたい方はこちら↓

9:30~21:00(ロープウエイの運行時間)
定休日
整備運休あり(ロープウエイが運休の場合、定休日)
住所
〒047-0023 北海道小樽市最上2丁目16-15
電話番号
0134-33-7381
はじめての小樽観光なら1日ガイドツアーもおすすめ
はじめて小樽に訪れる方は、各スポットまでの距離感や交通機関など調べなくてはならないことがたくさんありますよね。
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小樽は、見て、食べて、遊べるおすすめの街
小樽は、グルメもお土産も観光も全ての要素を兼ね備えた、北海道を代表する観光の街。恋人とのデートやご家族、ご友人との観光などにぴったりです。
道内の方も道外の方も、レトロな街並みと美味しい食べ物、素敵な雑貨が並ぶ小樽で楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
旅行や観光の計画を立てるときは注意してください。
ご紹介した小樽観光のモデルコース一覧